2000年代までJリーグの世界的な注目度は低く、誰かがスーパープレーを披露しても世界中で大きなニュースになる事はありませんでした。
しかし、2010年代に入って状況が少しずつ変わっていきます。2010年に世界有数のフリーキッカーに一人に数えられている中村俊輔が欧州でのサッカーキャリアを終えてJリーグに復帰しました。
Jリーグに適応するのにしばらく時間がかかった中村俊輔でしたが、年を追うごとにJリーグにて再び圧倒的なプレーを見せるようになっていきます。
特にフリーキックの切れ味は衰え知らずで、次々にフリーキックを決めていきました。すると、中村選手の芸術的なフリーキックはYouTubeやSNSを通じて拡散されていき、一つ一つのゴールが世界中で大きく報道される状況が訪れます。
そんな中、リーグ側・放送局側は世界中でJリーグのスーパープレーを報じてもらうため、公式映像ch・SNSを通じてゴール動画を配信するようになりました。そして、今ではJリーガーが記録したスーパーゴールがその日のうちに世界各地のサッカーニュースで取り上げられる状態となっています。
さらに今ではDAZNを通じて、欧州圏でも日本の試合を生で視聴できるようになってきているため、Jリーガー達は高いモチベーションで試合に臨めていると言われます。
具体的には、イニエスタやポドルスキがJリーグでプレーしていても良いプレーを見せれば世界中ですぐ話題になる事が良いモチベーションになると語っています。
そういった状況が後押しとなって、今後も欧州を離れてアジア最強リーグと称されるJリーグでプレーする道を選ぶ世界的選手が増えていきそうです。